オーストラリア情報部＞持ち込み手荷物・預け入れ荷物の話

・持ち込み手荷物・預け入れ荷物の話

　持ち込み手荷物・預け入れ荷物ですが，これらには重量制限やサイズ制限がありますので，注意しておいてください．JALの場合は重量制限で一人預け入れ荷物は20kg，手荷物は10kgでした．制限については事前に航空会社に尋ねておいてください．
　ハヤトの場合，トランクが高級なトランクでなかったので，トランク単体で8kgありました．たった12kgしか入れられなかったことになります．たくさん持ち込む場合，トランクについても考えた方が良いですね．

　重要なことですが，預け入れることが出来ない荷物(ガス燃料やエアゾールなど)もありますし，手荷物に出来ない荷物(銃器や刃物)もあります．また，持ち込める量が制限されている物(お酒とタバコ)もあるので，あらかじめ航空会社に尋ねておいた方が良いと思います．

　また，航空プランがトランジットだった場合，途中の経由地はできるだけ安心できる経由地がいいです．治安のよくないところだと，預け入れ荷物の紛失，破損のみならず，犯罪の片棒を担がされることもあります．直行便の方が，安心なのは安心ですが，完全に安全であるということは有りません．
　預け入れ荷物の紛失は，間違った便に乗って他の国に行ってしまっていた，または盗難された可能性があります．荷物がなくなったときは，まず空港の職員の人に尋ねてみてください．
　盗難された時は，トランクごと盗まれることも有りますし，トランクを開けられて中身のものだけ盗まれることも有ります．出来るだけ高価なものは入れないようにしておいてください．また，トランクの鍵は必ずかけてください．トランクに小物入れのポケットがある場合はそこにも必ず鍵をかけてください．
　預け入れ荷物は結構粗雑に扱われることがありますので，壊れることがありえます．航空会社によっては大丈夫だと思いますので，信頼できる航空会社を選ぶのも1つの手だと思います．また，いいトランクケースだと壊れる心配が少ないです．
　荷物についての証明を空港で出してもらうこともできるようです．

　更には，犯罪の片棒を担がされることがあります．ある経由地で，ブローカーが，他人の預け入れ荷物(誰の物でも良い)に麻薬などを入れ，目的地まで着いたら向こうで受取人が抜き取るという麻薬の運搬方法があります．もしあなたのトランクに麻薬を入れられ，目的地で抜き取ることに失敗した場合，いつのまにかあなたのトランクに麻薬が入っていることになります．そんなことになったら，旅行も全て水の泡ですし，人生までひどいことになりえます．きちんとトランクにはサイドポケットも全て鍵をかけるようにしておいてください．

　と，悪いことをいっぱい書きましたが，注意すればほぼ避けられます．かならず預け入れ荷物には鍵をかけ，出来るだけ安全なトランクを選んでください．

　荷物1つでも，色々大変ですね．ハヤトも大変でした(苦笑)

2005年3月