オーストラリア情報部＞PinkSlip入手(車検時に必要な車体検査)

・PinkSlip入手(車検時に必要な車体検査)

　もし，車・バイクの登録更新時にInspection Requiredとかいてあれば，Inspectionを行う必要があります．Inspectionは車体検査のことです．
　このバイクの車体検査ですが，ハヤトの場合非常に簡単なもので，5分で済んでしまいました．検査の厳しさは検査をしてもらう場所によるそうで，下手したら少し上手く働かないだけで，やれ調整が必要だ，交換が必要だなどといわれるところもあるようです(調整や交換により工賃を稼ぐためのようです)．また，調整や交換が必要でないのに調整や交換を行い，工賃を取る悪徳な業者もあるようですので，検査に出す場所の評判などを前もって調べた方がいいと思います．ハヤトは家の前のガソリンスタンドで行ってもらいました．ガソリンスタンドだけでなく，メンテナンスショップなどでも行ってくれます．

　バイクのチェックの検査内容についても書きたいと思います．
　インスペクションにはバイクとRegstration paper(車体登録証．更新が必要になるとRTAから送付される)が必要で，まずそれらを持ち込みます．
　まず車体番号をチェックされ，走行に影響のあると思われる大きな傷がボディについてないかチェックされます．また走行に必要なもの(バックミラーがついているか)などをチェックされます．
　エンジンをかけエンジンが正常に動作するかチェックし，ロービーム・ハイビーム・ポジションライト・インジケーター(ウインカー)・ブレーキランプ(前ブレーキだけ・後ブレーキだけで動作するかチェック)の灯火類をチェックされます．さらにホーン(クラクション)が鳴るかチェックされます．
　あとは車輪剛性(前後車輪の軸が振れていないかチェック)をします．

と，これで終わりました．もっと細かくチェックされると思っていたのですが，案外すぐに終わりました．その後代金($17ドルでした)を払い，ピンクスリップを受け取って終了しました．

　と，これでPinkSlipを取得できたわけです．ハヤトの場合，家の前のガレージでしばしば整備しているのを，ガソリンスタンドで検査してくれた人が見ていたようで，「君はバイクを大事にしているから動かないはずないよな」といわれました．なので簡単なチェックで終わったのかもしれません．

　と，PinkSlip取得について説明しました．くれぐれも悪徳業者に引っかからないように注意しましょう．評判を聞くことも重要ですが，自分の車やバイクの状況を知っておくことも重要ですよ．

2005年9月